一般社団法人 ASSI インドネシアと日本を繋ぐ


ASSI


 

 

 

 



理事

理事長 CHAIRMAN 
下出 澄夫  SUMIO SHIMODE [元松下電工株式会社]
副理事長 VICE-CHAIRMAN 
入口 嘉憲 YOSHINORI IRIGUCHI [技術士(都市及び地方計画)、一級建築士]          
江川 栄一 EIICHI EGAWA [パナソニック株式会社]
専務理事 MANAGING DIRECTOR 
高木 典子 NORIKO TAKAGI [元インドネシア料理店ダイニングバーチタチタ オーナー]
常務理事
中土井 浩志 HIROSHI NAKADOI [社会保険労務士事務所オフィスパル代表]
理事 DIRECTOR (五十音順)  
稲岡 耕作 KOSAKU INAOKA [元日本弁理士会副会長、あい特許事務所]
井上 圭吾 KEIGO INOUE [アイマン総合法律事務所、弁護士] 
佐久間 新 SHIN SAKUMA [ジャワ舞踊家]
渡邊 城士 JOJI WATANABE [(有)渡辺会計センター代表取締役、西柔友会会長] 

 

名誉会員

IBNU HADI イブヌ・ハディ [在大阪インドネシア総領事館 総領事]
奥野 武俊 TAKETOSHI OKUNO [大阪府立大学学長]
辰巳 浅嗣 ASATSUGU TATSUMI [阪南大学学長]
古賀 守 MAMORU KOGA [東洋食品工業短期大学学長]
鳴海 邦碩 KUNIHIRO NARUMI [大阪大学名誉教授]
更家 悠介 YUSUKE SARAYA [株式会社サラヤ代表取締役]
巽 昭夫 AKIO TATSUMI [(社)生産技術振興協会事務局長]
糸井 龍一 RYUICHI ITOI [九州大学工学部教授]

 

 

全10回(日曜日開催) 受講料¥20,000-

4月17日、24日
5月15日、22日、29日
6月12日、19日
7月10日 、17日、24日

開催場所:大阪市中央区南本町3-3-22 本町エイトビル8F
     
初級T 15:00-16:30  初級U 13:00-14:30  初中級 16:45-18:15  中級  11:00-12:30

希望の方はお名前、ご希望の講座、連絡先を書いて、info@assi.jp に送信してください。

お問合せは下記まで
大阪市中央区南本町3-3-22 本町エイトビル8F 一般社団法人ASSI AssociationSukiSukaIndonesia
TEL:06-6243-2600 FAX:06-6243-2601 専務理事 高木典子


講師:佐久間新(ジャワ舞踊家)

前身の講座から数えるともうすぐ10年になります。ジャワ舞踊家が教えるゆったりのんびりとした講座だったらということでお引き受けしましたがが、その精神だけは健在で、ジャワティやバリコーヒーを飲みながらのスタイルです。
はじめてバリへ行った方、お仕事でジャカルタに駐在された方、ガムランやエステを習いにいっている方、ご家族がインドネシア人と結婚された方、いろいろな方がいらっしゃいます。
すこししゃべれるようになると旅行が何倍も楽しくなります。挨拶や買い物から、新聞やコラムの読解まで幅広くやっています。どうぞ、お気楽に見学にいらしてください

 

 

 

 

ASSIでは、日曜日に日本人のためのインドネシア講座と、インドネシア人のための日本語教室を開催しております。
先日、日本での研修・実習期間を終えて帰国する受講生を囲んで「さよならパーティ」を開催しました。
2名の帰国者は教室で学んだ日本語をもとに「日本の3年間で感じたこと」を卒業作文として書いてもらい、
パーティで発表しました。心から感じたことを日本語に!を合言葉に2名は悪戦苦闘。
まずは言いたいことをスラスラ日本語で書くのが難しいので、最初はインドネシア語で書きました。
そこから日本語へ訳していくのですが、直訳では日本人に誤解される内容になってしまいそう、
直訳ではダラダラして日本人には分かり難いなど何度も書き直して、やっと文章になりました。
その2名の卒業作文は下記の通りです。
日本で生活するインドネシア人の感想です。
日本人もインドネシア人もそれぞれに異文化から学ぶ良い教材になったなぁと思いました。(高木)

Aさんの作文

僕にとって日本は、子供の頃からあこがれの国で、僕の目からは日本は良い国だと思います。日本人はやさしくて、人間関係をつなぐためにルールを守ります。だから僕は日本へ留学したかったのです。日本ではインドネシアと、にている文化があります。たとえば、問題を解決(かいけつ)するために相談したりお互いに助け合ったりすることです。
でも日本に行くのは簡単ではありません。とくに留学の目的で日本に来るのは、なおさらです。だから、私の夢を実現(じつげん)することは無理(むり)だと考えました。たしかに僕にとって留学生として日本に来るのは無理だけど、研修生としてなら可能(かのう)でした。
日本に来てみたら、じっさいの日本と、僕が今まで知っていた日本とは違いました。日本人はだいたい外国人をすぐには信じないので、冷たいです。知り合いになったり同僚(どうりょう)になったら、仲良くさせてもらいますが、友達になっても、すなおに話してくれません。日本人同士でも、他人にめいわくをかけない、他人事(たにんごと)に口出し(くちだし)しないことに努力します。そのような理由で日本人、特に若者と仲良くするのは、なかなかむつかしいです。年上の人も同じです。
日本人はアルコールと豚肉を口にする習慣(しゅうかん)があるので、仲良くするのはむつかしいです。私はイスラム教なので、アルコールと豚肉を口にするのはダメですから、一緒に食事にさそわれたらいつも断ります。
日本は、交通と公共(こうきょう)サービスが非常に便利です。しかし物価が高いので、日常生活がきびしいです。しかも、毎日朝から仕事に行って、帰ったら自炊(じすい)しないといけません。つまらないのです。
そして、日本は安全で平和なので安心です。
でも、日本がどのようにすばらしい国であっても、私にとってインドネシアが一番です。なぜなら、インドネシアでは友達と家族のあたたかさと、ほほえみがあるからです。

Bさんの作文

私ははじめて日本に来た時、第一に日本人がルールを守る事がとても印象的(いんしょうてき)でした。日本人はルールを守る事が文化になっていて、一人一人の身にしみついています。たとえば夜遅く交差点(こうさてん)でだれもいないのに、日本人が赤信号で止まるのを見ました。じっさい、右にも左にもだれもいない、警察もいないのに赤しんごうを守ります。
ある日、私は若い子がパンを食べながら歩いているのを見ていました。若い子はだれもいないのに食べ終わったパンのふくろをポイすてせずにポケットに入れました。
そう、これが日本人の文化です、ルールを守る事はこころからです。
第二は、日本人は人に対してはていねいだと思います。
たとえばエレベーターのボタンをだれかが押してくれたとか、人にぶつかったらすぐに謝ってくれます、たとえ自分が悪くなくても。人込み(ひとごみ)の中で先を急ぐ時などに、日本人はいちいち親切に"すみません、ごめんなさい、ありがとうございます"と言います。
第三は、日本は進んだ国です。
たとえば公共交通です。公共交通は日本では田舎までもほとんど発達(はったつ)していますので、車を持ってなくてもどこへも行けます。それから公共サービスもしっかりです。たとえば宅配便とコンビニです。店とかモールへ行かなくてもインターネットでほしい物を予約して、コンビニで払って、宅配便さんは自分の住所に物を送ってもらえます。コンビニも日本中にかんたんにみつかります。
このように日本での生活は安心で便利なので、日本を好きになります。それでも心がみたされないのは、大きい町にいても、さびしいです。インドネシアのように、友達でも家族みたいになって、なんでも話しあったりスキンシップでわるふざけしたり、肌がふれあう、あったたかさが日本では感じにくいです。そんな日本人は遠い人のように感じます。でも日本人にとってはプライベートな生活は大事だから、私は理解できますけれど。

 

 

 







 






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第1回ビジネスツアーは終了しました。以下が概要と報告です。

第1回 インドネシア・ビジネス・ツアー 報告書 

主催:一般社団法人ASSI  平成25年1月29日 理事 中土井 作成

1 ツアー外観

航空会社: 
ガルーダ・インドネシア航空
ジェーアイシー旅行センター株式会社

基本日程: 
平成24年5月19日(土)〜25日(金) 費用17万円弱
「途中参加」「途中帰国」「延泊」などのアレンジもあり

基本行程: 
関空→デンパサール→ジャカルタ2泊→スラバヤ2泊→バリ1泊→関空

訪 問 先: 
ジャカルタ市内大規模ショッピングモール
現地公認会計事務所
食品製造業
現地開業歯科クリニック等
政府系工業団地
ジェトロ
現地企業経営者
スラバヤ日本人会会長
バリ島王宮関係者

参 加 者: 
一般社団法人ASSI 高木専務理事および中土井理事
公認会計士 高垣 靖(公認会計士高垣靖事務所)
歯科医師 藤田 愛(ふじた歯科クリニック)
食品製造業 堀江 聡(株式会社八千代堂)
以上5名

2 企画発案から案内まで

企画趣旨

急成長するASEAN諸国のなかでも、とりわけ「インドネシア」は経済成長のナンバーワン。人口2億4千万、世界第4位の人口大国。ユドヨノ大統領2期目の現在、国内消費市場がますます活況を呈し、国としてもインフラ整備や国内生産へのてこ入れなど、とくに工業発展を急加速させている、インドネシアのリアルな姿を目の当たりにして、ビジネスヒントを見つけること。首都ジャカルタはもとより新しい工業エリア「東ジャワ州」にも足を伸ばし、現地市町村との交流も期待する。

ASSI発足は平成24年1月5日、その後の発案であったため、企画をまとめ案内状を作成発送できたのがようやく3月中旬。
別添:「ビジネスツアーのご案内」
   「第1回 ASSI INDONESIA BUSINESS TOUR」
   「同参加希望申出書」

高木/中土井以外のASSI理事の参加は、すでにそれぞれスケジュールがあったためかなわず。
企画実施までわずか1ヶ月半しかなく、参加者を集めるのに苦労。結果的に中土井個人の人脈に頼ることとなる。幸いにして目的意識の明確な参加者たちであった。当初、もう1名参加者予定者がいたが、都合により途中キャンセル。
仮申込(参加希望申出書)の受付

ASSI内部においても、果たして実施に至るかどうかの懸念もあったため、「この申出書は正式な旅行の申し込みとなるものではなく、旅程等詳細を後日お知らせの後、正式申込をいただきますが、諸般の事情による万一の計画の中止または変更の可能性があることについては予めご承諾ください」なるリスクヘッジをとった。参加者僅少のため、結局、正式申込書は取ることなく、口頭確認により実施に至る。
2 旅程詳細

2012/05/19
09:30 関西国際空港 集合(土曜日)
11:00 GA883便にて出発
16:40 デンパサール空港着 現地時間
18:40 GA725便にて出発
19:25 ジャカルタ空港着
宿泊:Morrissey Serviced Apartment(ワヒド ハシム)

2012/05/20
日曜日のため消費市場見学として市内各地を移動ジャカルタ市内大規模ショッピングモール視察
MONAS立ち寄り
旧ジャカルタ市街Batavia立寄り
PT. Futureworks Indonesia Jaya 横田氏に面会

2012/05/21
現地公認会計事務所Kreston International訪問
Hendra Winata 氏 Erwin Winata氏 に面会
PT. Jnet Travel 光武 英理子氏面会
歯科医院Dr. Lin Ing Ing (ハイクラス)訪問
JETRO鎌田 慶昭に面会
ジャカルタ市内大規模ショッピングモール視察
17:35 GA324便にてジャカルタ空港着
19:00 スラバヤ着
宿泊:Hotel Santika Pandegiling Surabaya
参加者1名(株式会社八千代堂/社長堀江聡氏)合流

2012/05/22
食品メーカーFINNA土産物センター訪問
歯科医院訪問(ミドルクラス)訪問歯科技工所(Ahli Pasang Gigi)立ち寄り
国営工場団地SIER訪問
マネージャーTony Herwanto氏他に面会
水産加工業者PT. Alam Jaya訪問
歯科医院訪問(Doktor Gigiクラス)訪問
ホテルにて食品加工業者(枝豆)と面会

2012/05/23
ホテルにて東ジャワ・ジャパンクラブ(協会)
常任理事長岡野哲郎氏と面会
市場PASAR GENTENG BARU SURABAYA訪問
大型デパート立ち寄り
菓子製造会社訪問
15:55 GA344便にてスラバヤ出発
19:00 デンパサール到着
Cita Cita 元従業員と再会、会食
宿泊:Sanur Hyatt Hotel 中土井はUbudへ移動

2012/05/23
終日自由行動
24:40 GA882便にてデンパサール出発

2012/05/23
08:30 関西国際空港着(金曜日)
高木/中土井/藤田はバリ島にて延泊
別添:「第1回 インドネシア ビジネス ツアー 旅程」

 

3 反省事項

途中参加者(株式会社八千代堂/社長堀江聡氏)合流の際、デンパサール空港到着後、国内線カウンターにて荷物なしでチェックイン。原因は、他便係員に言われるまま荷物を手渡してしまったこと。その時、他参加者はスラバヤ。堀江氏からの電話で発覚、現地ガイドを勤めていただいたBudi氏がガルーダへの連絡に尽力。堀江氏に何度か連絡を取るも繋がらず、最終的にようやく荷物回収を指示、運良く係員を発見し事なきを得た。入国後は、いったん空港建物から外に出て国内線に向かうほうが安全と理解。

 

4 参加者の報告

平成24年8月18日、「たかつガーデン」にて、一般社団法人ASSI理事 中土井の進行のもと、「第1回インドネシア・ビジネス・ツアー報告会」を実施、各方面から20名程度の参加をいただいた。
進行次第は、別添:「第1回インドネシア・ビジネス・ツアー報告会」のとおり。

 

5 第2回ビジネスツアー

平成25年6月6日(木)〜12日(水)
基本行程は、第1回と同じく「5泊7日」で、「途中参加」「途中帰国」「延泊」ありとする。
旅程詳細は、現時点においては未定。
参加は、10人〜15人を一応の目標とする。

 






インドネシアのサッカー少年招聘事業の報告

                           2012年6月22日  一般社団法人 ASSI  専務理事 高木 典子
「ことの始まり」
2011年6月、インドネシア料理店citacitaが主催する「総領事と行くインドネシアツアー」に、入口理事、井上理事、さらには大阪府サッカー協会の藤縄専務理事が参加され、その際、領事館のご配慮で、当時のインドネシアサッカー協会会長とお会いすることができ、思いも寄らない歓待を受けることができました。またソロでもソロサッカー協会の方々全員がお集まり頂き、そのうえお食事までご用意して頂くなど、身に余る歓待を受けました。

写真1 インドネシアサッカー協会と 2011年6月 写真2 ソロサッカー協会と 2011年6月
また同時に、続いていたインドネシアサッカー協会の揉め事についてもFIFA指導の下に、再生の道を歩み始めていることも知りました。サッカーというスポーツが利権や賄賂の温床にならないよう政府も過去の助成金を見直したり、新しい時代を切り開くためにサッカー協会の役員選挙が実施される直前でもありました。 帰国後、藤縄さんからお返しがしたいとの申出があり、またインドネシアにサッカーファンが多いこと、さらにはどこでも子供達がサッカーボールを追いかけている姿に感動され「少年サッカーを招聘するという案はどうだろうか」と持ちかけられました。その後、私と入口さんでインドネシア総領事とも相談を重ね、U12の招聘事業へと発展していきました。 11月には大阪府サッカー協会の招聘文書が作成され、インドネシア総領事館を窓口に、インドネシアサッカー協会に招聘文が送付されました。この時点では招待する日時までは決めず概ねの時期と規模について申し入れをしました。ちょうど1月21日のASSI発足パーティの日に、参加されていた総領事と藤縄専務との間で、招聘時期を絞り込んだ打ち合わせを、citacitaの階段下の小さなスペースで行ったのが懐かしく思い出されます。結局、ラマダン前に実施することが決定しました。

「インドネシア側の準備」
プロリーグやナショナルチームの親善試合などは、それぞれ決まった手順で進められますが、今回は大阪府サッカー協会が主体となった単独の招聘事業であり、しかもU12(小学生)の招聘という、これまでにない事業になります。招聘を受けたインドネシアサッカー協会側も早くから準備を進めていました。 選抜チームを結成するため、全国の小学生サッカーチームに参加者を募る案内がなされ、2012年3月4、5、6の3日間、選抜のためのテストがジャカルタで開催されました。なんと全インドネシアから応募した小学生は800名、その中からまずは32名が選ばれ、18名に絞り込む予定でしたが、最終的には25名が来日することになりました。テストの内容はサッカーのスキルだけではなく心理テストも実施したとのことです。今回の選抜チームおよびそのプロセスについては、6月8日付けの「インドネシア青少年・スポーツ省」の記事(下記)をご参照下さい。

「来日した初日」
 6月11日(月)朝7時15分、マレーシア航空で関空に到着。選手25名、マネージャー、監督、医師、事務局、会計の30名がバスでJグリーン堺の宿泊施設ドリームキャンプへ。 まずは部屋割りと休憩、追って10時半から館内説明と案内・・・という予定でしたが、子供達は最初から言うことをきかず、勝手にシャワールームを使うは、館内を走り回るはで大騒動に。日本では考えられない選手達の行動に私もびっくり。しかも監督すべき大人達が、自分達の部屋割りを決めるのに二転三転なかなか決まらない。そのうえ当初、ビザ申請リストに記載されていた招待メンバーのうち、お二人が飛行機に乗っていない。どうして?と聞いても、きっと明日来るというだけ。最初からカウンターパンチを浴びせられた関係者は、この先が思いやられるという初日が始まりました。 10時半に「子供たちに日本の部屋使用やトイレ、風呂の使用方法などを説明する」役割を担ってくれる佐久間理事が予定通りスタンバイ。やっと館内説明が始まりました。一方レストランでは、彼らのランチを準備中。今朝は飛行機の中だったので、きっとお腹を空かせているはずと、予定より早い11時半をメドに調理を急いでいました。ところが私が11時半前に準備状況を見に行き開始時間を案内する積もりでレストランに入ると大変なことに!すでに一部の子供達が勝手に入って食べ始めている。まだ予定のメニューの半分しかセッティングできていないにも関わらず。キッチンからは、言葉も通じないので困ったものですとのこと。 この光景を見ていたサッカー協会の藤縄さんは、さすが元教師。2階会議室での3時からのトレーニング・オリエンテーションを早々切り上げ、予定にはなかったのですが、全員にボールを与えて外へ繰り出しました。ここで「ピッピッピー」の合言葉を教えて子供たちの気持ちを掴む。藤縄さんの合言葉で纏まりを見せる子供達の動きは、夜のレセプションでもその威力を発揮していました(笑)。   11日月曜日は偶然にも他の客はいなかったのですが、その週にはカタールやアメリカなど他の国からの選手も宿泊するので、私達も監督およびマネージャーに施設内のルールを守るよう指導。                       夜のレセプションでは、親善試合の相手、ガンバ大阪堺とセレッソ大阪の少年達も参加。子供中心のパーティなので乾杯もなし。すでにパーティで子供達は通訳を介して交流を始めていました。1週間前からドリームキャンプのキッチンに入り料理指導をしたインドネシア料理に子供達が殺到。その姿にキッチンにもやっと笑顔が戻り、まずまずのスタートとなりました。

<二人のコーチと25人の子供達>
今回の事業は3つの柱から成り立っています。2回の親善試合、日本人コーチによる3回のトレーニング、そして交流と社会見学。 その中でもインドネシアのサッカー少年にとって、JFA公認コーチの指導が受けられることは最大の喜びです。前日に藤縄さんから紹介された星原コーチは日本ナショナルチームU14の監督経験があり、現在はセレッソのコーチをしているという履歴を聞いているので、12日9時からのトレーニングには遅れてくる子供もなく、前日とはうって変わって真剣な顔つき。小雨が降る中、ボランティアのインドネシア人通訳イムラン、アルシャムそして領事館スタッフのアンドリーも雨に打たれながら星原コーチの説明を必死に子供達に伝え、その横で真剣なまなざしでコーチの指導方法と子供達の動きを目で追っているカイディル監督。子供達は、最初は戸惑っていたものの、生まれて初めての日本式トレーニングメニューにもすぐに慣れ、昼からの自主トレにも熱が入っていました。
今回参加した25人の子供達は、年齢は10歳から14歳で構成され、また出身もジャカルタはもとよりボゴール、バンドゥン、マラン、遠くはパプア、マカッサル、メダンまで、インドネシア各地から選ばれています。この団に選ばれたことで初めて故郷を離れ、一人飛行機にのってジャカルタに来て、そしていよいよ外国の日本に来たと言っていたのは、11歳のManokwari出身の少年。25人中、初めて飛行機に乗った子供は7人。一方で年長の子供の中には、すでに海外遠征を3回も経験した子供もいます。25人の経験もスキルもバラバラで、ジャカルタでたった2週間のトレーニングを受け日本に飛んで来た、出来立てほやほやのチームです。
写真3 歓迎交流会 食事風景 2012年6月11日


写真4 星原コーチの トレーニング 2012年6月12日
写真5 カイデイル監督と ボランティア通訳 ここで二人の監督にインタビューした内容をお届けします。 まずは日本側コーチの星原さん。最初に25人のインドネシア選手の評価と印象をお尋ねしました。「凄いポテンシャルを感じます。中にはまともなトレーニングを受けた経験がないのでは思う子供もいるようですね。でも本当にサッカー好きで、毎日ボールで遊んでいると思われます。またTVなどを通じて世界的に有名な選手を良く観察して、その足の動きを真似して自分なりに練習しているのではないかと思いました」とインドネシアの子供達のサッカーへの情熱と、置かれた環境の中でも必死に毎日ボールを追いかけている子供達にエールを送られました。一方、問題はやはり少年達の年齢、発達に応じたトレーニングが行われていないのではないかという疑問です。ゲームをした場合に一番問題なのは、ボールには目が行くが、仲間や敵の動き、周りの観察ができていないので、結局、有効なパスが通らず個人プレーで終わってしまうという点です。ユースデベロップメントプランをインドネシアの現状に即して作成し、楽しんで継続的にサッカーの能力を高めていけるようなシステムがあれば彼らはまだまだ伸びると思いますとの助言を頂きました。
一方、インドネシアの監督カイディルさんは、開口一番、Jグリーンおよびドリームキャンプの施設に本当に驚いたとおっしゃいました。「14面ものピッチがあり、しかも国際試合が開催できるような最高の芝。そのうえ敷地内にホテルまで用意されているのは最高のファシリタスです。」 星原コーチのトレーニングについては如何ですか?この質問にも簡潔なお答えが帰ってきました。「すべて計画的で楽しく、無駄がない」素晴らしいメニューだと思ったそうです。さらに、監督にとってはもとより子供達にとっても一番重要と思ったことは、必ず一つ一つの練習メニューに説明があることです。なぜ今この練習をするのか?その説明があるのがとても良かったということです。カイザー監督は、現在はプロチームの監督で、U12の監督コーチは始めてらしい。笑いながら「私も日本で学びたい」と言っておられました。最後にとても残念なことがあります「このチームは日曜日にはインドネシアに帰ります。そしてこの25人はまたバラバラに故郷に帰ってしまうのです」と本当に悲しそうに話されました。インドネシアサッカー協会でも「アカデミー」は一年前から始まっているそうですが、年齢は15歳からということです。 このような二人の監督コーチの分析が、この後の二つの試合結果に繋がって行きます。


<親善試合>
1回目は6月13日(水)、午後6時半、セレッソU13との親善試合。この試合はメインピッチで開催されることになりました。藤縄専務のご配慮によるものです。メインピッチはナショナルチームレベルが利用するピッチで、使用料金も高く、子供達が利用することなど普段はありません。しかし将来世界に羽ばたく選手になって欲しい、そのためには本格的なピッチで試合をする経験を味わって欲しい、そういう専務の想いから実現しました。
写真6 親善試合 対戦 セレッソU13 2012年6月13日 写真7 親善試合 対戦 セレッソU13 2012年6月13日
1時間前にはセレッソの子供達は芝の感触を足に覚えさせるためスタンバイ、しかしホテルの目の前にあるメインピッチに、まだインドネシアの子供達の姿はありません。一体どうなっているのか?ホテルにいる彼らに聞くとウォーミングアップはできている、目の前だから15分前で充分・・・みたいなことを言っています。すでに総領事も観戦のためピッチに到着。セレッソのメンバーの姿を見て、突然総領事自ら動いてホテルに監督を呼びに行きました。総領事が私に話してくれました。セレッソの子供達はメインピッチの芝の違いまで意識しているという事実を、インドネシアは学ばないといけないと思ったそうです。経験の違いがここにもあるということを知って欲しいと言っておられました。その後の雑談で、インドネシアのメンバーはセレッソ13の実力をすでに聞いていたので、実は非常に緊張し試合前から負けることを意識してしまっていたそうです。最高の芝の状態を楽しむような精神状態ではなかったようです。
私は、サッカーは門外漢なので、試合内容を詳しく伝えることはできませんが、30分2回で選手交代フリーのスタイルで始まり、試合は終始追い込まれ続け、シュートどころかコートの半分しか使っていない状態で攻めら続けました。たまにボールに触れることができても、まさにコーチが指摘していたように周りをみてゲームを組み立てる訓練が弱いので、パスやスローイングがことごとくカットされ、残念な試合展開でした。すでに2点が入れられ、もう後半も残された時間がわずかという時、誰もがシャッターチャンスすら逃してしまうその一瞬にシュートが成功。1点を獲得して、試合終了。もっと点差があくと思って、試合前から気持ちで負けそうだったインドネシアの少年達は、この1点で俄然元気を回復。
写真8 親善試合 対戦 ガンバ堺U13 2012年6月14日 写真9 親善試合 対戦 ガンバ堺U13 2012年6月14日
最初の頃は立ったまま飲んだり食べ歩いたり、部屋のベランダからお菓子の袋を外に捨てたりとマナーの問題が続きますが、日本に来て3日目の頃から、子供達も日本の雰囲気を受け止めるようになり、監督もルールやマナーなどにも力をいれるようになったと思います。食事の時間も全員揃うまで待って、一度に群がらないよう席順でバイキング料理を配膳する指導をしたり、ホテルの従業員や宿泊客、私達にも教えてもらった日本語で「おはようございます」「ありがとうございます」など自分達から声をかけるようになりました。周りの目も彼らに好意的に変わっていったように思います。 翌日の試合前には、前日とはうって変わって3時すぎからスタンバイ。前の日には見られなかった攻撃的で力の入った試合展開になりました。ガンバ大阪堺U13との試合はメインピッチが使用できなかったので、照明などの理由から、昨日より1時間早く17時半から始まりました。昨日は、前半、後半で25人の選手を交代させ全員が参加できるように采配されていましたが、この日は最善のチーム構成で勝つことを狙って体制が準備されていました。時々は周りを見ずにボールに引きずられるという問題点は昨日と同様でしたが、私の印象では、インドネシアの少年達はボールへの執着、さらには勝ちたいという強い欲求が日本チームより上回っていたと思いました。結果は3対2でインドネシアの勝利。試合が終わっても興奮は冷め遣らず、応援に来た領事館スタッフや在阪のインドネシア人たちと写真を撮ったり、喜びを分かち合い、大騒ぎでした。

<交流と社会見学>
親善試合を良い結果で終えることができた彼らは、やんちゃな小学生の顔に戻り、大阪府立大型児童施設「ビックバン」の巨大ジャングルジムで、いっぱい遊びました。15日(金)の夜は、総領事館邸で歓迎の夕食会が催され、凱旋する戦士のように胸をはって総領事の歓迎に応えていました。下出理事長は彼らのために「インドネシアプサカ」(第2の国歌のような曲)を歌ってくれました。彼らも一緒に合唱しました。その時、一番前に座っていた年少の子供が感極まって目に涙が・・・。今年の3月から突然始まったU12の国内選抜。外国に行くことなど夢にも思っていなかった小学生が、文化も言語も違う日本に来て、そして小さいからだで国を背負って戦って、日本のチームに勝ったという現実。インドネシア語が飛び交う総領事館邸で、インドネシアの歌を歌ううちに緊張の糸が切れたのでしょう。私も貰い泣きしそうでした。
写真10 インドネシア総領事館邸で 2012年6月15日
翌日はショッピングと海遊館。全国から集められた25人ですから、子供達の階層にも大きな開きがあります。ショッピングセンターで高い買い物をする子も入れば、ただ見てるだけの子供もいます。海遊館の出口には土産ものが並んでいます。一人の子供がドルヒィンの小さなぬいぐるみを何度も手にしては迷っています。声をかけると妹のお土産だそうです。たくさん家族の土産を買う子もいれば、一つの土産を何度も悩みながらやっと買っていく姿は、まさに現実のインドネシアそのものでした。 私は初日ドリームキャンプに泊まっている時、夜9時半ごろ、廊下でドアを叩きながら泣いている背の低い小さな子供を見つけました。着いた初日ですから一晩飛行機に揺られてきて回りはすでに寝静まっています。何があったのか、近づいて声をかけました。私に振り向いてほっとしたのか、まるで母親に訴えるように「みんなが(ドアを)開けてくれない、僕はさっきからずっとここで泣いているよ。」すぐに気づきました。その日の説明会でドアはカード式なのでカードを持たずに出てしまうと閉まって中に入れないことを伝えていたのですが。おそらくトイレかマンディがしたくて出てしまって鍵がかかった状態になっているのだと思いました。問題は中にいる残り5人の仲間がわざと意地悪しているのだと思い彼は泣いているですが、本当にそうなのか分かりません。すぐにフロントでマスターキーを借りて一緒に部屋の中に入ると、全員ぐっすり眠っていました。彼も泣きながらベッドに潜り込みました。地方からジャカルタに行く事だって小学生には滅多にないことなのに、その上知らない外国に来て、仲間も会ってからまだ2週間足らず。緊張続きの子供達の気持ちが伝わってきました。 PSSIの揉め事はいまもまだ続いているそうです。今回のこの事業も始まってみるとPSSI問題が大きく関係していることを知りました。しかし25人の子供達にとっては一生忘れることのない素晴らしい経験になった思います。インドネシアの大人社会がスポーツを通じて子供達をどのように育成していくのか?これからも関心をもって見守り続けたいと思いました。








セミナー参加申し込み書はコチラよりダウンロードしてください。

 

インドネシア異文化セミナー   <実施報告>    2013.1.25   江川

インドネシアってどんな国? 次のバリ島旅行までにインドネシア語を覚えたい! 将来はインドネシアでロングステイをしたい!企業進出をしたい! という皆様の声にお応えして、インドネシア異文化セミナーをスタートさせました。
セミナーは、インドネシアに興味のある方なら誰でも受講できるように、3つのコースで開催しました。

コース名 早分かりインドネシア 初めてのインドネシア事情 使ってみようインドネシア語
内 容 インドネシアについて簡単に知って
おきたい方のための楽しい入門講座
政治・経済・生活・文化における
インドネシアの基礎的な知識・
習慣・地域事情を紹介する
日常生活や仕事の場面でよく使う
初歩的な会話や単語を学習する
開催期間 9月 (90分×1回) 9月 (60分×4回) 9月〜11月 (60分×10回)
受講人数 5名 6名 9名
講 師 ASSIの理事 ASSIの理事 インドネシア人女性

●「早分かりインドネシア」は、クイズ形式で学習したので「分かりやすかった」と受講生には大好評でした。
●「初めてのインドネシア事情」は、インドネシア駐在経験者が講師をしましたので、途中から自分の体験談や失敗談に脱線するケースが多くありましたが、「本に載っていない生の情報が聞けた」と受講生には参考になったようです。
●「使ってみようインドネシア語」は、インドネシア人女性のネイティブな発音を聞きながら初歩的な会話を学習したので
「インドネシアが好きになった」 「早くインドネシアに行って話してみたい」という受講生の感想が寄せられました。

将来インドネシアで生活したり仕事をする方の役に立つように、今後もこのセミナーを続けていく予定です。











<使ってみようインドネシア語>
Pelajaran 3

食事 Di Restoran (レストランで)
A:
Selamat malam, berapa orang Pak ?
今晩は、何名様でしょうか?
B:
Malam, saya Watanabe. Saya sudah pesan tempat untuk 2 orang.
今晩は、2名で席を予約しました渡辺です。
A:
Oh ya, terima kasih. Pak, silahkan.
ありがとうございます。こちらへどうぞ。
A:
Mau pesan sekarang ?
ご注文よろしいですか?
B:
Iya, minta bir 2 ( dua ) , gadogado 1 , mie goreng 1 dan sate ayam.
はい、ビール2本、ガドガド1つ、ミーゴレン1つとサテアヤムを下さい。
Tolong birnya yang dingin ya.
よく冷えたビールを下さい。
A:
Ini pesanannya Pak, selamat makan.
どうぞごゆっくり召し上がって下さい。
B:
Bisa bayar dengan kartu kredit ? ( Credit Card )
カードで支払い出来ますか?
A:
Maaf pak, di sini hanya bisa bayar dengan uang cash.
申し訳ないです、こちらは現金だけでのお支払いになります。

【単語】
berapa orang 何人   gadogado ガドガド  pesan tempat 予約
mie goreng ミーゴレン  silahkan どうぞ  sate ayam 焼き鳥
pesan  注文  suka 好き  minta 下さい  buah 個
maaf すみません  porsi 皿  enak  美味しい  biji 個
lapar お腹がすいている  haus 喉が渇いている  makan 食べる
mas 若い男性  makanan 食事  mbak 若い女性
minum 飲む  bayar 払う  minuman 飲み物  
kartu kredit クレジットカード  masak 料理する
uang cash 現金  masakan Indonesia インドネシア料理

【他の例文】
Saya mau makan masakan Indonesia yang terkenal.
有名なインドネシア料理を食べたい。

Itu makanan apa ?
それはどんな料理ですか?

Nasi berati rice, goreng berati fried.
ナシは米、ゴレンは炒めるという意味です。

Orang Jepang juga bisa makan.
日本人の口に合いそうですね。

Minta dibungkus 2 porsi mie goreng.
ミーゴレンを2人前包んで下さい。持ち帰り

Jangan pake es.
氷抜きでお願いします。

Jangan pake gula.
砂糖なしでお願いします。

ACnya terlalu dingin.
クーラーが寒過ぎる。

Kembaliannya ambil saja.
お釣りはいらないです。

Saya mau pesan tempat.
席を予約したい。

Saya mau pesan masakan Indonesia.
インドネシア料理を予約したい。

Silakan minum/ makan.
どうぞお飲み下さい。/お食べください。

Coba minum kopi ini/ makan kue ini.
このコーヒーを飲んでみてください。/このお菓子を食べてみてください。

Minta teh/ es jeruk.
お茶をください。/オレンジジュースをください。

Minta bon.
お勘定してください。

Minta menu/ kuitansi.
メニューをください。/領収書をください。

Saya kenyang.
お腹がいっぱいです。

 

 

 

 

 

2012年10月21日(日)ジャカルタ南部クニンガン「エピセントラム・ウォーク」で開催されたOSAKA留学・就職フェアーの様子